マンツーマン入浴・流れ作業入浴のメリット・デメリットを紹介
こんにちはこじです👍
16回目になりました。
今回は施設入浴での
マンツーマン入浴・流れ作業入浴の
メリット・デメリットを紹介します。
マンツーマン入浴とは
同じ職員が一連の介助をします。
対して流れ作業入浴とは
誘導→着脱→入浴と
複数の職員が入浴介助します。
私は特別養護老人ホームでどちらの入浴介助を
経験しましたから体験談から伝えることができます。
この記事を読んで参考にして頂けたら
幸いです。
目次
・マンツーマン入浴メリット・デメリット
・流れ作業入浴のメリット・デメリット
・まとめ
■マンツーマン入浴メリット・デメリット
★メリット
●利用者さんがその日に着たい洋服を選べる
意思疎通ができる利用者さんにとっては
「この洋服を着て過ごしたい」との願望があります。
洋服を一緒に選ぶところからできますので
利用者さんにはとっては嬉しいと感じました。
●同じ職員が関わっていくので信頼関係が築ける
マンツーマン入浴は誘導・着脱・入浴と
1人の職員と関わっていきますので、
複数の職員に利用者さんの裸を見られることなく
入浴できます。
もしもあなたが利用者さんになった時に
全裸を複数の職員に見られてどう感じますか?
私なら1人の職員にしか裸を見せたくないです。
●コミュニケーションが増える
介護の仕事は日々忙しいです。
入浴時にマンツーマン入浴ですと
30分間一緒に過ごすことができ
お話を普段よりすることができます。
日頃困っていることや昔話などを
ゆっくりと話すことができますよ。
★デメリット
最近の施設は介護度が重度化して
医療行為も増えました。
1対1の入浴ですと
「背中を綺麗に洗えない」
「医療ケアがあるので心配」
「移乗ができない」
などあります。
■流れ作業入浴のメリット・デメリット
★メリット
●大勢の利用者さんを入浴できる
既存の施設では動線が非常に長い為に
誘導から始めてしまいますと時間がかかってしまいます
そのため流れ作業(分担式)で入浴した方が
スムーズに入浴できます。
利用者さんというより職員の都合のケアに
なりますが、綺麗ごとも言ってもいられませんので
仕方がないと思います。
●重度の利用者さん
医療行為があり介護度が重い利用者さん
に対してはマンツーマン入浴よりも
複数の職員で入浴介助をした方が
安全に入浴できます
やはり入浴は快適さも大切ですが安全第一だと
思っています。
★デメリット
●落ち着いて入浴できない
落ち着いて入浴できないことが
一番経験して切ないと感じました。
利用者さん側も職員側も猛スピードで
入浴介助をしないといけないですから
誘導する職員・着脱する職員・入浴する職員
が先と後の職員を見てしまい
慌ただしく入浴介助していました。
利用者さんからも
「物を入浴しているのではないよ」
と怒られた経験があります。
■まとめ
私はマンツーマン入浴・流れ作業入浴の
どちらも経験してきましたが
施設の方針や利用者さんの体調次第で
どちらの入浴方法でも構わないと思っています。
しかし、重度の利用者さんでない場合は
マンツーマン入浴が良いと思われます。
因みに既存施設でもマンツーマン入浴は
できますよ。
それではまた(@^^)/~~~